Jan 28, 2015

[M+ オンエア] 『FMデート』 ソニ 「Cool イ・ジェフン兄さん、ゲスト出演、コール?」 - MBN

あなたにとってラジオは何を意味しますか? 時には移動中の退屈を紛らわしてくれる手段として、時にはストレスを解消してくれる治療薬として、時には世の中の話を伝えてくれるメディアとして、私たちの生活のいたるところに入り込んではいませんか? 『M+オンエア』では周波数に乗って流れるアナログ感性とラジオブースの中の話、番組に関した涙あり笑いありの話を描きます。文字で生まれ変わったラジオを楽しんで見てくれますか? 『オンエア』のランプが点きました。 <編集者>

 

[MBNスター イ・ダウォン記者] 午後8時になるときまって登場する、さわやかな妖精の声がラジオを彩る。仕事帰りの疲れを癒してくれる彼女は、まさに少女時代のソニだ。MBC FM4U 『ソニのFMデート(以下、『FMデート』)のDJとして歩き始めてから8カ月。すでに『スンディ(本名イ・スンギュ+ディージェーの略語)』という愛称があるほど『FMデート』のリスナーから一身に愛されている彼女にラジオだけの魅力を尋ねた。

 

 

◇ コーナー1. 『FMデート』のマイク、ソニのところにくるまで‘なんと22年’ 
 
「ソニではない、人間イ・スンギュを見せることができるようです。ステージではどうしても魅力的に見せなければならないけれど、マイクの前では人間的であってもいいじゃないですか? そういうのが本当にいいです」 
 
ソニが愛する『FMデート』は彼女が3歳だった1992年11月に放送を開始した。初期には午後9時から11時まで放送されていて、俳優イ・スンヨンが初代DJを担当して進行された。その後コ・ソヨン、パク・ソヒョン、イ・ウィジョン、キム・ヒョンジュ、MBCカン・ダソムアナウンサーを経て、ソニにマイクが回ってきた。  
 
『FMデート』がしばらくなかった時期もあった。1999年の改編で廃止された後、『クリック! 1020』『ダブルインパクト』『ベストフレンド』など様々なタイトルの番組がその時間帯を飾った。しかし2013年の秋の改編で『FMデート』が再び復活し、13年ぶりにもとの場に帰ってくることになった。  
 
このように悠久の歴史を持つ『FMデート』、多くのDJが務めて来ただけに肩が重いソニの差別化戦略はなんだろうか。

 

 

◇ コーナー2. ブースの中のささやかなインタビュー・・・ソニ 「『FMデート』? 私には学校のようです」 
 
Q. DJソニの長所と短所はなんでしょう? 
 
A. 親近感が私の長所です。少女時代で8年活動しましたが、それで多くの方がもう私をよく知っていて身近に感じるようです。また年が若いので、リスナーが私をやさしい目で見てくれるのもよい点です。友だちのように思ってくださっているみたいです。はは。ところで年が若いのは短所でもあります。リスナーの話に共感しようと思っても、それには人生経験が不足しているというのを自分でも感じます。むしろ私が学んでいます。間接経験と言いましょうか。  
 
Q. 人気アイドルだから関連した話で世間がもちきりの時、マイクの前に立つのがつらくないですか? 
 
A. そういう時、DJソニは少女時代のメンバーではない別の人だと考えます。ここで私が弁論し自己弁解の時間を特別に持つのはかえってリスナーを困らせるんじゃないでしょうか。そういう話はただ個人的な場に記すのが正しいと思います。

 

 

Q. ではソニにとって『FMデート』とは? 
 
A. 『FMデート』は学校だ。毎日登下校して学ぶように、私も放送を通じて間違いなく得ているものがあるんですよ。実際、よい先生からどれくらい学ぶかというのが学生の本分じゃないですか? ラジオからどれくらい学ぶかというのもDJの役割であるようです。成績はどうなんだって? ウハハハハ。そうですね。私が学校に通っていた時も成績がデコボコだったんですよ。だからラジオの成績も見当がつかないですね。へへ。 
 
Q. 思い出深いリスナーはいますか? 
 
A. 昨年のクリスマスに『FMデート』で誕生したカップルがいます。互いに好感を持っていながら発展できない男女でしたが、男性の方がこの放送を聴いていると言って、女性の方も「いったいどんな放送なのか」と聴き始めました。そうして直接お便りを送ってくれたんですが、「実はあなたを男性として見ている。付き合おうか」という内容でしたね。ところで、そのお便りを男性の方が聴いたようです。ホームページで「コール(OK)」というメッセージを送ったんですよ。結局二人はクリスマス特集の時に電話で互いに気持ちを確認し合いました。わ~、本当にうらやましかったです。 
 
Q. 必ず呼びたいゲストはいますか? 
 
A. Coolのイ・ジェフン兄さんです! 今回のMBC『無限挑戦 - トトガ』で再び注目を集める前から、本当にゲストとして招待したいと思っていたんですよ。まだいらっしゃってません。ひいん~。実は少女時代として活動を始めた頃、Coolの活動時期と重なっていたんですが、イ・ジェフン兄さんが私の名前を書いたプラカードを持って立っていたんです。本当に印象的で、Coolの歌を聴くだけでその光景が思い浮かぶんですよ。歌も本当にお上手で。近いうちに『FMデート』に出てくれたらうれしいです!

 

 

Q. 23歳になった『FMデート』、歴代のDJとは違うソニだけの差別化戦略はありますか? 
 
A. (チャン・スヨンPD) これは私が話しますね。ソニは人に会うのがとても好きで、人からも本当に愛されるんですよ。年齢を問わず、交友関係が本当に広いようです。ラジオのゲストでパク・クニョン、チョン・イングォンなど大先輩たちが出演したことを見るだけでもわかるでしょう。また音楽に対するコメントが直感的でうまいと思います。初めて聴く音楽も聴く人がすぐ理解できるくらい説明がうまいですね。今までのDJの中でもこの点はソニだけの秀でた強みです。  
 
Q. 最後に『FMデート』を歌にたとえると? 
 
A. 野菊の『毎日あなたと』! 特別な一日に仕立てたり本当に夢中になるほど面白いというよりは毎日の日常的な‘スンディ’の一言が慰労になるんじゃないかと思います。『FMデート』が追求する方向性と歌詞も一致します。

 

[DJソニって誰?] 2007年ガールグループ少女時代でデビューした。『タシマンナンセゲ』『Run Devil Run』『願いを言ってみて』『Gee』など多くのヒット曲を生み、名実ともに大韓民国最高のガールグループとして地位を確立した。昨年5月『FMデート』のDJ席に就いた彼女は同年MBC放送芸能大賞ラジオ新人賞を獲得し進行実力を認められた。

credits & source : MBN (posted on Jan 28, 2015)
translation : jiji3104